2020/05/10 19:36
この模様の植物はヨウシュヤマゴボウです。
北米原産の帰化植物 ヤマゴボウ科の多年草
日本には、明治時代に入ってきました。
日本全国で雑草のように、普通にどこにでも生えている植物です。
高さ1~2mになります。
別名インクベリーとか呼ばれ、実際、字や絵を描くインク代わりとして使われていたそう、
実を絞った汁はかなり強固な染料になるようです。
花弁はなくガクですが 花の時期はちょっとウーパールーパーを思わせる妖しい可愛らしさ。
その後 実が大きくなり赤黒く色づいて魅力的です。
が!有毒なので絶対口に入れないように! 根っこや種が特に有毒。
在来種のヤマゴボウも有毒、
食用で出される「山ごぼうの漬物」実はヤマゴボウでは無く「モリアザミ」という菊の一種の根っこだそうです。
花言葉は 野生 元気 内縁の妻
ヨウシュヤマゴボウは季語としてはみあたりませんが
「山牛蒡の花(やまごぼうのはな)」が 仲夏の季語になっています。